製薬向け文献・資料

Documentation for the Pharmaceutical Industry

製薬用水について

日本薬局方(JP)の参考情報では、「日常的な管理項目としては、導電率および有機炭素(TOC)による品質管理が有用であり、定期的管理項目としては、その使用目的によって、上記に加えていくつかの特定不純物、生菌数、エンドトキシン及び不溶性微粒子などを選択し、管理項目とする。これらの測定頻度は、水質の安定性を考慮して決定する」とされています。本ページでは、製薬用水に係る「TOC」、「導電率」、「洗浄バリデーション」に関連する文献資料をご紹介します。

全有機炭素(TOC;Total Organic Carbon)

水中に存在する有機物の全量を知る方法として有機物を構成する炭素を指標として定量化する測定方法であり、JPでも一般試験法、<2.59 有機体炭素試験法>が定められています。TOCは、全炭素(TC:Total Carbon)から無機炭素(IC:Inorganic Carbon)を差し引いて算出します。
JP参考情報では、「「精製水」及び「注射用水」のTOCの規格限度値はいずれも「0.50 mg/L以下」(500 ppb以下)とされているが、製薬用水の各製造施設は、製薬用水システムの運転管理にあたり、別途警報基準値と処置基準値を定めてTOCモニタリングを行うことが望ましい。」とされています。SieversのTOC計による製薬用水システムの管理やメンテナンスなどをご紹介します。

導電率(Conductivity)

2011年、第十六改正 日本薬局方(JP16)から、製薬用水(精製水、滅菌精製水、注射用水)の医薬品各条試験の純度試験項目が導電率、TOCに変更になりました。導電率は水に含まれる無機塩類の総量を把握するための指標になります。
Sievers TOC計M9では、TOCと導電率(USP<645 >ステージ1)(オプション)を同時に測定することが可能で、試験効率の改善、コスト削減にお役立ちします。

洗浄バリデーション(Cleaning Validation)

TOCは、医薬品・化粧品・医療機器の洗浄バリデーションのための効果的なツールです。洗浄バリデーションにTOCを使用することで、品質向上・リスク低減・効率的な運用を実現できます。TOCは低濃度の有機化合物を迅速に検出するシンプルな分析方法であり、HPLCでは検出できない分解物や汚染物質を検出できます。
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ラインナップ

Sievers TOC計、M9、M500は、独自のガス透過膜式導電率測定方式により、共存物質の影響を受けずにサンプル中の有機物を正確に測定します。TOCセンサー、CheckPointは、持ち運びが容易で、プロセスのトレンド分析や一般的なモニタリングのために有効なツールです。
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TOC計 M9(ポータブル/ラボ/オンライン)
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オンラインTOC計 M500
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TOCセンサー CheckPoint pharma

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