文献・資料
IQセンサーネットワークを使用した下水処理場の効率的な無機窒素処理の実現
オハイオ州環境保護局(EPA)は、2つのカントリークラブに対し新たに総無機窒素(TIN)の排水規制を上限10 mg/Lまでと定めました。排出要件を満たす運用戦略として2段式曝気タンクの第1段でエアーブローの間欠運転を行い、溶存酸素を低く保つことで無酸素ゾーンを作り出し、沈殿した生物膜内での脱窒を促進する方法を取りましたが、合成排水中のTINを常に10 mg/L以下に保つことはできませんでした。最適な運用戦略を調整し、処理能力が不足する時期や条件を特定するために、より詳細な評価が必要となりました。その評価について紹介します。
水質監視ネットワークシステム IQセンサーネット